失敗したくない不動産投資

素人が老後に夢を持つために不動産投資を始めました。現在は順調です。実体験から得たノウハウや、資産に関する個人的な考えを書いています。

収益マンション経営が厳しくなってきた。

銀行金利が高くなってきた。

サラリーマンの不動産投資に対する金融機関の融資方針が厳しくなってきているようです。変化した状況の理由としては、個人向けアパートローンの残高が増えすぎている(と金融庁が判断した)こと。地方で、郊外で増える空き家に危機感を(金融庁が)持ったこと。でしょうか? 申し込んでも、以前より1~2%程度高い金利を提示される場合もあるようです。また、全額ローンは厳しくなって10%~20%の頭金を要求されることもあるようです。サラリーマン大家にとって、10%の頭金を用意するのはそう簡単ではありませんよね。手持ちの不動産を売ってしまっては何もなりませんから、ひたすら手持ちの物件の収益を貯めるしかありません。

付き合いのある金融機関でも・・

プ~トロも、現在付き合いのある金融機関に打診したところ、1社は、「融資して間がないので、もうしばらくたってから・・」とやんわり断られ、もう1社は、頭金10%と以前の金利より0.55%高い金利を提示されました。厳しさを実感しますね。

以前より金利が高くなるとしたら、繰り上げ返済をためらってしまいます。低い金利を繰り上げ返済し、高い金利で借り直すって、絶対損でしょう。

繰り上げ返済してはいけない? でも考え方を変えれば・・・

しかし、特別な事情もあります。2件の融資を抱えて毎月の返済額が2倍になると厳しいので あと少しで完済する融資を繰り上げ返済して、融資は1件にし 2件分の賃料収入でローン返済を行うほうが、空室リスクへの耐性が強いと考える場合です。難しい選択ですね。

金利が少し高くなっても、借りてはいけないかというとそうでもないと思います。

実質利回り、購入時の一時的な費用、空室リスクを正確に把握しておけば、多少の金利上昇は吸収できるのではないでしょうか? ただ、物件価格が上げどまり、今後すこしずつ下降していくことが予想されるので、何も今の一番高いタイミングで手を出さなくてもという判断もあります。 金融機関が引き締めに入れば自ずと物件価格も下がり目になるような気がします。

業者のセールストークより自分で判断

いずれにせよ、業者の言うことをうのみにしないで、自分で会社経営する気持ちで判断することが肝心だと思います。

後は、物件の概要、周辺状況、最寄駅などを調べて、周囲の物件と比較して比較的お買い得な物件を自分の目でみて探すこと。これが大事なのではないでしょうか?

そろそろ2017年が終わります。青色申告のためにミニ決算をしないといけません。

近いうちにミニ決算報告と、予め知っておくと楽ちんになれる情報をお伝えしたいと思います。