失敗したくない不動産投資

素人が老後に夢を持つために不動産投資を始めました。現在は順調です。実体験から得たノウハウや、資産に関する個人的な考えを書いています。

リタイア後に住宅ローンを減らせる?!

仕事を辞めたら住宅ローンも無くす!

仕事を辞めたら住宅ローンを無くす。そんなことができたらすごいと思いませんか?プ~タロウは5年前に首都圏に中古マンションをフルローンで買いました。わかりやすくするために、3,000万円の物件に20年ローンを組んだとします。住宅ローン金利は1%を切ってますから、年間の返済額は160万円くらいでしょうか? 今は会社から給与をもらい、年金も一部もらっているので、十分返済可能な金額です。しかし、あと4年たって給与がなくなったら…。厚生年金の支給が始まりますが、年金だけではローンの返済は厳しいものがあります。この時に住宅ローンの返済をぐっと減らす方法はないものか、と考えました。

ありました!究極のUターン技!

「究極の」なんて大げさに言うほどの技ではないのですが、無理なく住宅ローンが減らせる方法がありました。それは…

「首都圏のマンションを売却し、地方の物件に買い換える」という技です。

現在住んでいるマンションのローン残高は10年後には3,000万円の約半分強。その時にいくらで売却できるかは、市況によりますが、中古→中古の売買なのでそんなに落ちないと楽観的に考えます。そうすると1,000~1,500万円弱の現金が手元に残ります。この現金で地方に同程度の中古マンションを買おうというものです。不動産情報のサイトなどを見てください。地方都市のマンションの価格は、首都圏に比べると約半分。仕事をしないので、会社までの通勤の利便性とか考える必要はありません。お買い物や病院など生活に必要な施設がそばにあることだけが購入の条件になります。

住みやすくなっている地方都市

この方法を実践するには、首都圏のマンションを購入するときには売却しやすい条件のマンションを選ぶこと。住んでもいいなあと思える地方都市があること。この2つが重要です。

地方と言っても新幹線網の発達で地方都市と東京の距離はどんどん短くなっています。東京から2時間8分の富山市などは、地方都市のドーナッツ化現象への対策として「コンパクトシティ」政策を実施しています。全国各地でも同様の政策を取り入れている自治体が数多くあります。「失敗」という文脈で語られることの多い「コンパクトシティ」ですが、実際に住む人にとっては、良くなりこそすれ、以前より住みにくくはなってないのは間違いありません。プ~タロウもたまに出身地の富山市を歩いたりしていますが、結構住みやすくなっている印象があります。県や市も「コンパクトシティ」政策の成功のためにいろいろ手を尽くしています。条件次第ですが、セカンドハウスの購入資金への補助金制度もあったりします。税金の使い方の効率が良くなくて批判されているかもしれませんが、存在している政策は便利に使ってしまいましょう。

首都圏と地方都市の価格差

悲しいことに?幸いなことに?悔しいけれど? どの枕言葉を付けていいのか迷いますが、日本では、東京を中心とする首都圏の不動産価格を100とすると、大阪・京都・名古屋で70~80 それ以外の地方都市は40~60 くらいのレベルです。(資料に基づいた数字ではありません。いろんなサイトを見ての感覚的な数字です)

これまで書いてきた方法は、まさに「首都圏と地方都市の価格差」を利用する方法です。縁のある地方都市が無い方でも、ここだったら住んでもいいなと思える都市があるはずで、丹念にさがせば住宅ローンを無くせる物件もきっとあるはずです。30年も40年もその住居で暮らすわけではないのですから、中古で十分です。50歳を過ぎて住宅を買い替えようとするときに、リタイア後の住宅ローンの完済を考えずにすめば、より便利な場所により便利な物件を買うことができるのでは? 好きなところに住むことは生活が楽しくなる大きな要素です。住宅ローンを無くしてさらに余裕があったら自分好みにリフォームして快適なリタイア生活を送る! これは実現可能な夢だな~。笑